おいしいお米を炊くには、まず計量カップを使い、すりきりでお米を計りましょう。
おいしい沢水米を食べるには、まずお米の研ぎ方や炊き方の基本を押さえましょう。
ご飯のおいしさは炊く前の準備も重要です。
おいしいお米を炊くには、まず計量カップを使い、すりきりでお米を計りましょう。
洗米は表面についたヌカや油を落とすことが目的です。
お米は水に触れると臭いをすぐに吸収するので、手早く洗うことがポイントです。まず最初はたっぷりのお水で手早く混ぜるようにして洗い、すぐに水を捨て、汚れた水をお米が吸収しないようにします。その後2〜3回、水をかえて洗います。
指を立て、新米が割れないように力を入れず、円を描くように軽く研ぎます。
米同士をすり合わせて、ギュッと押すような感じで研ぎます。
ふっくらしたおいしいご飯を炊くためには、お米に充分水を吸わせてあげます。そうすることで、冷めてもやわらかいご飯がいただけます。気温の低い冬は、120分を目安とします。
新米は40分〜1時間目安。
古米は1時間〜目安。
お米に余分な水分があると、水加減が正確でなくなります。ざるなどにあげて、数回水を切るだけでOKです。
ここで長い時間ザルにあげていると、お米が乾燥してひびわれますので気をつけましょう。
自動炊飯器の目盛は目安量です。ここで大切なのは、お米を計った同じカップで水をキッチリ計ることです。やわらかめや固めなど、各家庭の好みで加減しましょう。
お米1に対して水1.2くらいが基準ですが、新米の場合はやや控えめにします。
古米をおいしくする工夫として、みりんを小さじ1杯入れたり、備長炭を入れると適度な甘みが加わります。
ご飯が炊きあがったら、すぐにふたを開けるのは禁物。ここでじっくり蒸らすことで、ご飯粒一つ一つの水分量が均一になります。
目安は10〜15分です。
蒸らしが終わったらなるべく早くご飯をしゃもじでほぐします。ごはん粒を空気にあて、お米の余分な水分をとばすことで食感がよくなります。ご飯をつぶさないように釜の底からやさしくほりおこせば、ふっくらおいしくできあがり。
自動炊飯器の保温は2〜3時間が限界です。炊いたご飯の黄ばみにもなりますので、すぐに食べきれない場合はお茶碗1杯づつ小分けにしてラップに入れ、冷凍保存しましょう。